アロマとハーブの化学

❸中性子の役割

アロマとハーブの化学

●中性子
 大きさ:原子のサイズ(1億分の1~3cm程度)の、さらに10万分の1という極めて小さな粒子
 重さ:陽子とほぼ同じ質量(重さ)の粒で電気的に中性(プラスの電気もマイナスの電気も持たない)        

 この中性子は無力な粒ではなく、核力というとてつもなく大きな力を持っていて、
 陽子同士が反発してバラバラにならないようにしている。

・中性子の数には幅がある

https://www.nifs.ac.jp/ene/slide/001-001.html

・中性子は質量を変えるだけで元素の種類を変えない
 元素の「種類」や「化学的な性質」は陽子の数(原子番号)によって決まる。
 中性子は電気を持たないため、中性子の数が変わっても電子の数や化学的性質に影響を与えない。
 陽子の数が同じであれば、中性子の数が違う原子(同位体)として存在することができる。

【ステップアップ】

水素の同位体で、中性子の数が2つ多いものがトリチウム(三重水素)

弱い放射線を放出し、放射線を出さない安定なヘリウム3に変わる。

https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/osensuitaisaku02.html
・炭素の同位体
炭素12C:中性子は 6個(安定同位体、全体の約99%)
炭素13C:中性子は 7個(安定同位体、全体の約1%)
炭素14C:中性子は 8個(放射性同位体、微量に存在)

・同位体(アイソトープ)の用途
医療用途:画像診断・がん治療 
考古学と地質学:考古学的遺物や地質学的サンプルの年代を決定するのに不可欠