・電子はマイナスに帯電していて、原子核にあるプラスの陽子に引き付けられるため、なるべく
原子核の近くにいこうとするが、すべてが原子核の近くにいられるわけではない。
・電子が位置することができる場所を電子殻という。内側から順に電子が入っていく。
・電子殻に電子が入っている並び方を電子配置といい、その電子配置によって原子の性質が決まる。
●電子はどのように配置されていくのか
電子殻に入れる電子の個数は決まっている。
原子核に近い方からK殻、L殻、M殻、N殻の順番に並ぶ。
K殻に2個、L殻に8個、M殻に18個、N殻に32個、O殻に50個 → 2n2と表す。
Ex.L殻には2×22=8
*実際の電子は、太陽と惑星のように原子核を中心とした円周上を移動しているわけではない!

原子核に近い方からK殻、L殻、M殻、N殻の順番に並ぶ。番号を1、2、3、4……とつける。K殻に2個、L殻に8個、M殻に18個、N殻に32個、O殻に50個 → 2n2と表す。Ex.L殻には2×22=8
●価電子
原子の最も外側の電子殻にある電子は、最外殻電子と呼ばれ、内側の電子殻の電子と区別される。
最外殻電子は、貴ガス(希ガス)原子の場合を除き、他の電子と結合するときなどに重要な働き
をするため「価電子」と呼ばれる。

●周期表は電子配置を表している!
価電子が同じ元素が周期表の同じ縦の列に並んでいる。14族の「4」という数字は最外殻電子の数
を表す。
●どうしてカリウムやカルシウムはM殻に入らないの?
M殻に入るよりもN殻に入った方が安定だから!

M殻も、電子が8個収容された状態は4組の電子対ができると安定した状態になる(オクテットという状態)。
そして、N殻に2つ電子が入ると、スカンジウム Sc 以降はM殻がいっぱいになるまで電子が入る。これは電子2つまでならN殻に入れた方が安定するが、3つ目からはM殻に入れた方が安定となるからと考えられる。
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【ステップアップ】
●化学反応の陰には常に電子がいる
化学反応(燃える、色の変化、沈殿など、さまざまな現象)
それは、電子が動いて働いている!
・水は、水素と酸素が反応してできる。その時、働いているのが電子。
・塩化ナトリウムは、塩素原子とナトリウム原子の電子の一部が移動することでイオンに変化し、
そのイオンどうしが結びついて塩化ナトリウムとなる。
・金属の場合は,もともと金属の原子が持っている一部の電子が原子に固定されずに自由に動き
回っていることで、原子どうしを結びつけている。
・酸化:物質が電子を失うこと
還元:物質が電子を受け取ること

