アロマとハーブの化学

❺ 陽イオンと陰イオン

アロマとハーブの化学

―イオン化エネルギーと電子親和力―

 ・イオンには陽イオンと陰イオンがあり、イオンになる原子がある。

 ・イオンになる原子は決まっていて、電流がながれる。
ex.食塩水(塩化ナトリウム水溶液)〇 砂糖水(スクロース水溶液)×

・塩化ナトリウム水溶液を電解質という。スクロース水溶液は非電解質。

 ・電解質は水に溶けた時、+の電荷をもつ粒子と-の電荷を持つ粒子に分かれる=電離する。

  +の電荷をもつ粒子=陽イオン -の電荷を持つ粒子=陰イオン

 ●原子は最外殻の電子が8個になるようにイオンになる。

https://hugkum.sho.jp/489114より引用

食塩は「ナトリウムイオン(Na+)」と「塩化物イオン(Cl-)」が結合したイオン結晶

つまり、食塩の水溶液の中には陽イオンと陰イオンが存在している。

溶液中に存在する物質を「電解質」という。電解質には電気を通す性質がある。

●周期表の縦の列(族)には最外殻の電子配置が同じものが並んでいるので、同じ種類のイオンになる。

 ・1族の元素は電子を1個放出して陽イオンになる。Li+、Na+、K+など。

  17族の元素は電子を1個受け入れて陰イオンになる。F-、Cl-など。

  *2族の元素は電子を2個放出してMg2+、Ca2+などの陽イオンになる。

  *16族の元素は電子を2個受け入れてO2-、S2-などの陰イオンになる。

●元素が陽イオンになりやすいか、なりにくいかはイオン化エネルギーを用いて比較

 元素が陰イオンになりやすいか、なりにくいかは電子親和力を用いて比較

  ・イオン化エネルギー:原子から電子1個をとりさって1価の陽イオンにするために必要なエネルギー。

   1族の元素では、周期表の下に行くにしたがって取り去る電子は原子核から離れていくので、イオ

ン化エネルギーは小さい。

  ・電子親和力:原子が電子1個を受け取って1価の陰イオンになる時に放出するエネルギー。

希ガス(18族)は非常に安定していて、イオンにならない。希ガスについては、電子親和力は定義されない。
したがって、電子親和力は周期表の右側ほど大きい(希ガスは例外)