フラワーショップにホオズキ(鬼灯)を見かける季節になりました。
お盆には、赤い袋を死者の霊を導く提灯に見立て、枝付きで飾ります。
赤い袋の先端を見てください。
五つに割れています。
ホオズキの袋は、花が終わった後、筒状の”萼”が膨らんだもの。
花が咲いている時期、萼は短い筒状です。
果実の成長に先立ってまず萼の成長が始まります。
その成長がほぼ終わったころに果実の成長が始まって肥大が盛んになります。
花を支えていた蕚が、花後、果実を包みます。
保護ばかりでなく、呼吸を補完したり、成長ホルモンを供給したり、果実の成長発達にも重要な働きを
していると推定されています。
そして、タンポポの綿毛も”蕚”!!!
コメント