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ポリフェノールという概念-フラボノイド系と非フラボノイド系-

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“ポリフェノール”という言葉が論文に最初に登場したのは19世紀末ですが、具体的な物質(カテキンなど)は、18世紀に発見されていました。
1992年フレンチパラドックスが引き起こした赤ワインブームで“ポリフェノール”の存在が広く知られるようになりました。
フレンチパラドックスとは、肉、チーズなど高カロリーな食生活を送っているフランス人が、他国と比べて心臓病などによる死亡率が低いという矛盾(パラドックス)を指しています。
その要因としてフランス人が日常的に赤ワインを飲んでいることによるという発表です。
赤ワインには“ポリフェノール”のレスベラトロールが豊富に含まれていて、予防効果を発揮すると考えられたのです。
2000年代以降研究がすすみ、“ポリフェノール”は機能性食品として健康食品の主役へと進化しました。
自然界のフィトケミカル(植物化学成分)の多くが“ポリフェノール”
ベンゼン環に複数の水酸基が結合した化合物です。
生活習慣病予防に欠かせない成分として認識が定着したのです。

ポリフェノールは構造の違いからフラボノイド系と非フラボノイド系に分けられ、どちらも抗酸化作用を持ち、種類によって働きが異なります。
フラボノイド系ポリフェノールにはアントシアニン、カテキン、イソフラボン、タンニンなどがあります。
一方、非フラボノイド系ポリフェノールにはショウガオール、クロロゲン酸、カカオポリフェノール、クルクミン、セサミンなどがあります。