「夏の疲れ」を感じませんか?
「疲れ」は、「痛み」と「熱」とともに、私達の身体を守る3つのシグナルのひとつです。
私たちに「休息」の必要性を知らせてくれる大切な生体アラームです。
「疲れ」を感じたら、身体を休めましょう!
無視し続けると、重大な心と体の病気の発症につながります。
今夏のように高温多湿で不快度の高い夏は自律神経失調状態を招きます。
自律神経は、体を外界の変化に上手に適応させつつ体内環境を一定に保つために、日夜不休で頑張っています。
高温多湿の環境に身体を適応させるだけでも大変なのに、エアコンの使用による1日に何度も発生する気温差にも適応しなければなりません。
そのために、自律神経は疲れ果ててしまい、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなり、
バランスがどんどん崩れていくのです。
盛夏の時期に自律神経系が酷使されて疲れ果ててしまうのが”夏バテ”です。
その結果、自律神経系が支配している臓器でも不調が発生します。
胃腸の不調、食欲不振、睡眠障害、めまい、抑うつなど様々な症状が起こってきます。
加えて、インターネット、スマホの普及が状況の悪化を招いています。
現代人のONとOFFの区別(交感神経と副交感神経の切り替え)は限りなく曖昧です。
そのため多くの現代人の自律神経系は普段から疲労気味となり、予備能力が低下しています。
自律神経失調状態になりやすいのです。
疲れを感じたら、リラックスできる時間と睡眠を確保しましょう。
ところで、
夕方になってもまだ遊びたい子どもをどうして家に連れて帰るか!?
あの手この手を駆使しても、遊びをやめてくれない!?
子供はなぜ疲れないのでしょう?
人間のカラダには不思議がいっぱいです。
子どもが大人より疲れない理由について、ある発見がありました。
子どものエネルギー産生と運動後の回復速度は毎日トレーニングしているアスリートを上回る結果が出たのです。
子供は、目を見張るような運動の潜在能力をもっているようです。
心拍数、血中酸素濃度、乳酸除去率などでも、子どもは大人より早く回復します。
大人になると身体を動かさないことに関連する疾患が増加します。
おとなになっても、子供のように身体を使って遊ぶことが心身ともに健康を保つ?
疲労のケアを怠らず、早く回復するカラダをめざしましょう。
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