メディカルハーブ

ペクチン(ハーバルプラクティショナーテキスト糖類)

メディカルハーブ

植物の細胞壁は主に多糖類でできています。
セルロース、ヘミセルロース、ペクチンなどです。
セルロースはグルコースがつながった分子で、たくさん集まると強固です。
紙はセルロースが原料で、手が切れることがあるくらい固くなります。
デンプンもセルロースと同様にグルコースがつながってできますが、こちらは螺旋状につながり、やわらかく水に溶けます。
ヘミセルロースとペクチンはセルロースと違って種々の糖からできていて、水溶性で柔らかい。
このかたいセルロースと柔らかいヘミセルロース、ペクチンの性質を利用して植物は成長します。

ペクチンが多いと言えば、ジャムになるリンゴや柑橘系が思い浮かびます。
今が旬の”オクラ”はリンゴの約3倍もペクチンを含んでいるとも言われています。そして、枝豆も!!
ペクチンは水溶性の食物繊維です。