主にビタミンとミネラルを摂取するためです。
ヒトや一部の動物は、進化の過程で環境に適応し、効率的な生き方を選んだ結果、特定のビタミン合成能力を捨てたと考えられています。
食物から、そういう物質を摂取できるなら、敢えてそこにエネルギーを使わない前提で進化してきました。
ビタミン
ビタミンは、炭水化物や脂質、たんぱく質のように、エネルギー源やカラダの構成成分にはなりません。
これらの栄養素の働きをスムーズにする潤滑油のような役割を持っています。
また、血管や粘膜、皮膚、骨などの新陳代謝を促し、健康な状態に保ちます。
そして、不足するとそれぞれのビタミンに特有の欠乏症を引き起こします。
世界で最初に発見されたビタミンはビタミンB1です。
VITAMINのVITAは、ラテン語で「生命」という意味だそうです。
ビタミン(13種)は、微量でも重要な生理機能を果たすものばかりです。
ビタミンは脂溶性と水溶性に分けられます。
これはとても重要な区分です。
脂溶性ビタミンは体内の脂質に溶け、何らかの生物学的機能を果たすまで体内に留まって出番を待ちます。
水溶性ビタミンは尿として体外に排出されます。そのため、頻繁に摂取する必要があります。
脂溶性ビタミン(A・D・E・K)は、 炭素と水素でできた「炭化水素鎖」が長く、イソプレノイド骨格を持ち、疎水性(脂溶性)が高いものです。
水溶性ビタミン(B群・C)は、 構造中に水と馴染みやすい-OH(ヒドロキシ基)、-NH2(アミノ基)、 -COOH(カルボキシ基)を持ち、全体として極性が高いものです。。
脂溶性ビタミンは熱に比較的強く(油炒めに向く)、水溶性ビタミンは熱に弱く(茹でると水に溶け出る)という性質の違いも重要です。
野菜や果物を食事に組み込むのは、そんなに難しいことではありません!

